トヨタ&TS建設様よりご依頼をいただきました、東京トヨペット 新宿店新築工事(屋根・雨どい・外壁)です。
新宿という場所柄、こちらの工事は交通量の多い道路に面しているので、材料の荷上げ、荷下ろしに大変苦労致しました!
外壁は角スパン(セキノ興産)縦張りで仕上げています。屋上の内側、後面は波板で仕上げました。
外壁開口部の取り合い、窓の外側部分に板金で四方、周り縁をしています。
窓などの開口部では、壁との取り合い部分からの雨水が枠を伝って上から下に流れ、開口部枠の下側から下張材の内側に浸入することがありますので板金で周り縁を行っています。
車の修理スペースが屋上に設置されているので屋上にも車が停められるよう駐車スペースがあります。屋上の内側には波板をはりました。
笠木を被せるにあたり、漏水防止のために笠木の下地にセンチュリーボード(耐火野地板)をはり、捨て笠木(隙間や下地の保護、雨漏りの対策)を取り付けました。
建築用語には「捨て〇〇」というような言葉が多くありますが、一般的な捨ててしまう、不要なという意味とは違っていて建築用語の「捨て」は予備、補助というような意味合いを持っています。その工程自体に直接的な役割・機能がなくても、その工程がないと本来の工程作業が出来なかったり、後々役目を果したり、「捨て」という言葉の響きとは違って大切な工程作業の一つです。
前面の足場を外して、屋根・雨どい・外壁工事の完成です。